バイト


こんにちは。
ハナワです。



充実した大学生活を送るために、バイトは不可欠です。
しかし、研究室に所属すると、勉強とバイトの両立が難しくなってきます。
そのため、短期のバイトをすることが増えてきました。




そして、今日はその1つをご紹介。
それは、「漁協さんの放流のお手伝い。」です。




普通、放流は巨大な水槽を積んだトラックで川のそばまで行き、バケツリレーをしたり、
直接ホースで魚を川へ流します。
今年、早田川・芋川で研究のため行った放流もこれらの方法で放流しました。
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そのため、さほど重労働ではありません。



しかし、特殊な例もあります。
それはトラックで入れない様な場所での放流です。



この場合はどうするかというと・・・







b0130744_18134724.jpg

背負います。
魚と水、酸素、氷を入れた発泡スチロールを背負子で背負い、放流地点まで徒歩で行きます。




今日は、赤川漁協さんからの依頼で、赤川水系の大鳥池へヒメマスを放流してきました。







大鳥池は、池と言っても周囲4キロ、深さ68mもあり、分類的には湖です。
伝説の巨大魚「タキタロウ」で有名な所です


タキタロウとは、大鳥池にのみ生息していると言われている巨大魚で、イワナに似ていると言われています。
目撃情報によると、体長は2~3mほどとのこと。
しかし、実際に釣りあげられたことはありません。
数十年前はに、調査隊が潜り、捜索を試みましたが、イワナしか見つからなかったとのことです。




この伝説のタキタロウを求め、多くの釣り人が足を運びます。
我々、河川研の釣りバカ達も、一度は行ってみたいと考えていました。



しかし、なぜ今まで行けずにいたかというと、
大鳥池までは、麓の車止めから、徒歩で片道3時間。
泊りがけで行かないと確実に体が壊れます。



泊りとなると、準備が面倒だということで、なかなか一歩を踏み出せずにいました。
そんな中、河川研の先輩である稲田さんを通じ、赤川漁協さんから依頼が来ましたので、
バイトもでき、大鳥池にも行けるということで、参加させていただきました!




それでは、バイトの様子をご紹介。








朝4時。
学校に集合。
メンバーは、ハナワ・タケヤマ・菊地さんです。


ここから1時間かけ車で「朝日連峰登山口 大鳥口」へ向かいます。


到着すると、既に漁協の方々が準備に取り掛かっていました。
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ヒメマスをビニール袋に入れ、そこに水・酸素、水温上昇を防ぐための氷を入れます。
それを発泡スチロールに詰め、背負子で背負います。
重さは20kgほどです。










5時50分、出発です。
稲田さんを先頭に、9名で大鳥池を目指します。
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途中、7月の豪雨のため歩道が抜けている所が数か所ありました。
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めげずに進みます。
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1時間ほど歩いた所で、1回目の休憩。
河川研メンバーは余裕の笑顔。
他の方々が背負子を下す中、「そんな奴は負けでしょ!!」と言い出す菊地さん。
そしてなぜか20kgを背負ったままスクワットする菊地さんとタケヤマ。
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自分は体力温存のため下しました。




ここで、先に行っても良いと言うことで、我々3名は他を置き去りに先を急ぎます。



途中、「大鳥池まで1時間半」の文字が。
やっと半分です。


ここからかなりのハイペースで30分ほど進むと、急に勾配がきつくなってきました。
ここで2回目の休憩。
b0130744_19534646.jpg

さすがに疲れたのか、2人とも荷物を下ろします。



5分ほど休み、出発。
急こう配に加え、ジグザグの道のため、精神的に追い込まれます。
ここから、みんな無言に。



30分ほど進み、3回目の休憩。
「スクワットなんかしなければ良かった。」と頭を抱える菊地さん。
滝のように汗が流れます。
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登山開始から約2時間。
「魚生きてるの?」という疑問が。
しかし、ここで発泡スチロールの中を見たら絶望しそうなので歩き始めます。
b0130744_19103251.jpg





10分ほど歩くと、「大鳥池まで10分」の文字が!!
3人とも急に元気になります。



険しかった道も、段々と緩やかに、そしてきれいに。
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ついに到着!!
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2時間20分ほどで着きました。
普通の人が3時間かかる所を、魚を背負いこの時間で辿り着いた河川研の体力恐るべし!!



湖畔の山小屋で休憩。
他の方々を待ちます。
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時間があるので池の周りを見て、タキタロウがいないか捜索します。
しかし、残念ながらイワナしか見つけられませんでした。
次回は釣り竿を持ってタキタロウを捕獲したいです!






1時間後。
残りの6名のうち5名がそろった所で、魚が死んでしまう可能性があるため、放流することに。




発泡スチロールを開けると・・・
半分近くがお腹を上にして瀕死の状態。
休憩中に開けていたら、確実に絶望していたことでしょう。
急いで放流します。



放流すると6割くらいは回復し、元気に泳ぎ回っていました。
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しかし、残りは完全に死んでいました。
おそらく、詰めた段階で酸素が足りなかったと考えられます。
タキタロウの餌になることでしょう。




その後、少し休憩し下山。
背中が大分軽くなったので、スピードアップ。
またしても他を置き去りに進みます。




途中、1回休憩を入れましたが、ほとんど一気に下山。
1時間半で戻ってきました。
そのため普通、往復6時間かかる所を4時間で歩きました。
そのため今、体中が痛いです。




今回のバイトは、日給一万円。
時給にすると2500円。
なかなか良いバイトでした。

次は、魚ではなく釣り竿を背負っていきたいです。




今回のように、河川研のバイトは普通と違ったものが転がり込んできます。
大学生活の内に色々な経験ができますよ!
是非、河川研へ!




それではまた。
[PR]
by kasenkasen | 2013-08-11 20:03 | Comments(0)


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